ならわい2022

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第2回目 清澄の里 粟

プロジェクト

大和伝統野菜を受け継ぐ農家レストラン「粟 清澄の里」。
ここで、種から育てる母の味「藁灰こんにゃく」を、顔の見える人たちに届けるパッケージ・リーフレット制作に取り組みます。

10/30のスケジュール

14:00-前回のふりかえり

14:10-「奈良で自分の仕事をつくるということ」ゲスト:松本 梓さん(株式会社チアフル)

15:10-チームごとのワーク

16:50-チームごとの発表

17:00 解散

オンライン開催となる第2回目は、チームごとの「前回のふりかえり」から始まります。

続けて、ゲストトーク。株式会社チアフルの松本 梓さんから「奈良で自分の仕事をつくること」をテーマに話をうかがいました。

その後は、チームごとのワーク。メンターをまじえて、プロジェクトを進めていきます。

チームごとのワーク

「こんにゃくおいしかったなあ…… 考えていたら、また食べたくなってきました。」

そんな声からはじまった粟チーム。

「お土産開発を受けて、その魅力を伝える」というプロジェクトのゴールが明確に決まっていることもあり、リーフレットのデザインを中心に打ち合わせていきます。

今日話し合うことは、次のとおりです。

・商品名
・リーフレットのレシピ
・リーフレットのレイアウト
・お持ち帰り袋のデザイン 

リーフレットには、「レシピ」「藁灰こんにゃくのおいたち」「こんにゃくができるまで」などを掲載予定です。

まずは、各自が用意した案を擦り合わせていきます。

商品名

フィールドワークを通じて、浮かんできたのは「あわ」「ペーターくん」「たま」といったキーワードでした。これらを、どのように商品名とデザインにどのように落とし込んでいくのでしょうか。

リーフレットのレシピ

「リーフレットで、食べ方を紹介したい」と考えたのが、中島さん。

「気取ることなく食材の味を活かした奈良の料理が大好き!」という人です。

「レシピを選ぶポイントは2つ。手軽に食べられること。そしてクセがない分、どんな料理も合うけれど、優しい味を提案したいな。」

リーフレットのレイアウト

続けて、イラストレーターの井上さん。

「時間がなくて、手書きのラフですが……!」という井上さん。A4のコピー用紙を三つ折りにしたレイアウト案を用意しました。

そして、チームにこう伝えます。

「こちらをたたき台にしましょう。中島さんと小掠さんで、リーフレットのイメージを打ち合わせてもらえますか?その話をもとに、わたしが形にしていきますから。」

ここで、中島さんから提案がありました。

「『粟のこんにゃくができるまで』を、裏面をめいいっぱい使えたらな、って。たとえば、真ん中のページにレシピを入れるのはどう思います?」

これを受けて井上さん。

「あー、流れが出ますね!いい!わたし、ふだんの仕事ではオーソドックスなデザインを組むことが多いので、予想外のことを言ってもらえるのはいいチャレンジになります。」

そして1時間後。

井上さんから、ラフが送られてきました。

リアルタイムで形にしていくプロの仕事を目の当たりにして、チームからは嬉しい声が聞こえてきました。

袋のデザイン

また、小掠さんからはお持ち帰りの袋についてアイデア提案が。

紙袋やビニール袋など、数々のアイデアを検討したのち、「岡井麻布商店さんの麻袋を活用できないかな?」という巻き込み案が浮上しました。

発表

商品名の大まかな方向性とパッケージデザインのレイアウトを決められたので、次回までに役割分担して決めていけたらと思います。

商品の名前とパッケージのデザイン、持ち帰ってもらうための袋を相談しました。せっかくご一緒しているので、岡井麻布商店さんの麻を活用も検討できたらと思います。

第3回目は11/13です。

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